田辺三菱製薬の会社概要

田辺三菱製薬の特徴

田辺三菱製薬では、「医薬品の創出を通じて世界中の人々に貢献します」という企業理念を掲げています。

2007年の10月に田辺製薬と三菱ウェルファーマが合併して誕生し、どんな主要医療用医薬品があるのか見ていきましょう。

• 自己免疫疾患のレミケード
• 腎疾患のクレメジン
• 中枢神経系疾患のセレジスト
• アレルギー性疾患治療剤のタリオン
• 皮膚疾患治療薬のフルコートf

中でも自己免疫疾患や腎疾患に強いのが特徴で、難病に効果のある医薬品を人々へと提供しています。

全体の売上のほとんどを医療用医薬品が占めていますが、栄養ドリンク剤のアスパラドリンクといった製品も開発していて、他の製薬会社と同じようにネームバリューはあるのではないでしょうか。

ジェネリック医薬品の販売にも注力しており、今後は更に需要が拡大すると予想できます。

田辺三菱製薬の未来は？

田辺三菱製薬は他の国内製薬メーカーと比べてグローバル化は進んでいません。

国内での売上が90％を超えており、「家族手当がなくなった」「高齢を中心に減給した」という意見もあり、利益は減少しています。

1. 自己免疫疾患に加えて糖尿病領域での売上アップを目指している
2. 優先事業としているが他社に遅れをとっている
3. 国内での売上アップだけでは厳しい

田辺三菱製薬の現状はこのような感じで、当初描いていたグローバル化構想も足踏みしている状態なのです。

「未来のない製薬会社」とは言い切れませんが、海外展開に遅れをとっていることからもしばらくは苦しい状況が続くのではないかと予想できます。

ジェネリック医薬品の販売を手掛けるのは業績アップの秘訣ですし、今後の動向が気になる製薬会社の一つです。

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