大日本住友製薬の会社概要

大日本住友製薬の特徴

大日本住友製薬は大日本製薬と住友製薬が合併して誕生し、医療用から一般向け医薬品など幅広く取り扱っているのが特徴です。

ヘルスケア事業からは既に撤退していて、「CNS領域」「精神科領域」「オンコロジー領域」「感染症領域」を中心に新たな薬の開発を手掛けています。

• 人々の健康で豊かな生活のために研究開発を基盤とする
• 新たな価値の創造によって社会に広く貢献する
• 顧客視点の経営と革新的な研究を旨として今後の医療と健やかな生活に貢献する

こういった企業理念や経営理念を掲げており、イノベーションの実現にスピードをもって挑み続けているのです。

大日本住友製薬から開発されている医薬品の中ではカルシウム拮抗薬のアムロジンが有名ですが、主力製品の特許切れで苦しい状態が続いています。

だからこそ今後も更に需要が拡大する精神科領域やオンコロジー領域に力を入れているのかもしれません。

大日本住友製薬の未来は？

大日本住友製薬は特許切れ問題から脱却するための動きを見せている製薬会社です。

上記でもご説明した分野で新たな薬を開発している動向があり、循環領域と糖尿病領域で牽引してきたので高い売上を残している製品もあります。

しかし、他の製薬会社と比較してみると製品力が弱く、長期収載品がヒットしなければ売っても売上は伸びません。

海外への進出だけではなく日本での開発も遅れを取っており、大日本住友製薬の未来や将来性は厳しいのが現状なのです。

それでも、ガン分野を成長戦略の一つとして位置付けていますし、2012年にオンコロジー領域に特化したボストン・バイオメディカルを買収したので今後に期待といったところでしょうか。

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