MRのウラ話 ~ 先輩MRから教えてもらいました ~
大学時代の先輩で製薬メーカーへ就職しMRを取得した人がいます。
その先輩と話をしていたときに、いろいろと業界内のウラ話をききました。
どうやら・・・MR業界にはこんな常識もあるようです
MRという職業には医薬品(商品)の価格交渉という業務はないそうです。
その理由は、一昔前の話のようですが、ひとつの商品に対して、製薬メーカー側が値引きができない。
そんなときは変わりに、同じ商品をもう1箱を貼付することがあったそうです。
社会仕組み的には、どこの業界でもあるような話のように感じとれますが、
医療用医薬品には公定価格(薬価=国が定めた価格)があるので
正確な価格設定ができないことが大きな問題となるようです。
価格が不透明ことは、病院などの取引先との癒着が蔓延していき、
それが結果的に、公正取引委員会が指摘し改善してきた形となっているそうです。
そういった経緯がある中で、製薬メーカー=MRが販売価格に対して仲介する業務は行えず
代わりに、「MS」という医薬品販売卸業者が医療機関との担ってくれています。
このサイトを作っていて、ずっと腑に落ちないことが・・・
たとえMRといえど、理系大学や薬科大に所属していても、医者に医薬品の説明することは難しいのではないか?
悶々と・・・疑問でした。
直接、先輩に聞いてみると、意外とびっくりした回答でした。
先輩:「そりゃ~ドクターの方がわかっている薬がほとんどだよ」
モリモト:「やっぱり、そうですよね・・・・」
先輩:「それこそ10年前から発売している医薬品なんかの質問をされら日には、どうしょうもないよ(笑)」
モリモト:「古い医薬品は勉強してないからですか?」
先輩:「そうそう(笑い)古い商品でも自社品は勉強はさせられるけど、やっぱり新薬ばっかり勉強しちゃうよね。ノルマもあるしさぁ~」
先輩:「でも新薬となればやっぱりMRは必要とされるよ。こっちも資料やデータを見ながら説明するって感じ」
モリモト:「データ見ながらって感じですか??」
先輩:「そうだよ、膨大な量だから覚えるのにも限界があるよ~テストじゃないからその辺はざっくりだよ」
この話を聞いてなんとなくわかってきた気がしました。
とりあえず、医師(医療専門家)へ一新人が医薬品を説明する
この腑に落ちないことについて、ひとつの答えがでてきました。
情報を求めている「医師」や「薬剤師」は
日常業務に日々終われていて情報収集ができていない。
そこで、MRが登場しピンポイントで情報を提供する。
情報を収集し提供し続けるのこと、そのものが医薬品情報提供者である「MR」という職業の真髄なんですね。
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