【第７話】転職者のためのMR転職マニュアル

転職者のためのMR転職マニュアル

まずは前回の「新卒者のためのMR就職マニュアル」をご覧になった上で、今回は話を進めさせて頂きます。
転職者でも必要な事が書いてありますので、是非「新卒者のためのMR就職マニュアル」を一読した後でこちらをお読み下さい。

また、もしあなたが新卒者であったとしても、是非このページも読んでおいて下さい。重要ですよ。

この業界は入れ替わりが激しいです。
常に転職も視野に入れながら働くのとそうでないのとではスキル向上に大きく差が出ます。

「男は常に懐へ辞表を入れておけ」

という先輩の話を思い出してしまいます。

まずMRになるために必須なものがあります。
車の免許です。これがないと話になりません（笑）
免許持っていない人はすぐに教習所へレッツゴー！

次に「MR認定資格」でしょう。

５年間で有効期限が切れてしまいますので、認定資格の確認は必須です。
「MR認定資格」を持っていなくてもMRになれる人は稀にいるようですが、
これは他業種で相当な営業スキルを持っていた実績を持っているとか、
医療業界に精通している人など特別な理由がある人以外難しいでしょう。

「MR認定資格」がない人は、とりあえずコントラクトMRとして働くという手が最善ではないでしょうか。

つまりMRを退職して５年以内に復帰しなければ以降MRへと復帰するのには、相当難しいのです。
退職する時にはよく考えて行動した方が良いですね。

「新卒者がMRになるためには」でも書きましたが、
自らがMRに向いているというアピールはもちろん志望企業で
自分が何を出来るのかというアピールが転職者には重要となっていきます。
そのため「自信のある強み」「実績」が重要となってきます。
これまでの自らの働きぶりを振り返り、自らのセールスポイントを振り返ってみてください。

またMRが他の医薬品企業へ転職する場合の注意点として、
以前と比べて良い環境で仕事が出来るのでは？と勘違いしてないでしょうか。
中途社員に初めから良い環境で仕事をさせてくれる企業は皆無です。

転職した会社で自らをブラッシュアップし営業成績トップを目指すような人間でないと成功しませんし、
まずそんな人材以外、会社もいりません。

仕事環境を理由に転職したいのであれば一度思いとどまって振り返る必要があるでしょう。
少なくとも現在の会社で営業成績が他のMRと比べて平均以上ないと厳しいでしょう。

私の知り合いの医薬品企業採用者の中には、
「情熱と野望があればあとはなんでもいい」と言っている人もいました。

しかしその言葉の後にはこう付け加えられました。
「結果が出なければ一ヶ月で切るけどね。」結局はそういう事なのかなと思いました。

再就職を狙う！転職するなら、このメーカーだ！

転職に関しても人それぞれだと思います。
まず「MR認定資格」を持っているかいなかでだいぶ違ってきます。
コントラクトMRとして働くのと正社員MRとして働くのとでは、企業選びが全く変わってきます。

全医薬品メーカーに共通して言えるのは、
中途採用の場合、長くても5年、通常2、3年以内で結果が出なければクビになるでしょう。
その覚悟を持ってMRという職業を選択しましょう。でないと、後で後悔する事になります。

また全ての医薬品企業は即戦力しか求めていません。

環境やコネクションを企業がセッティングしてくれるなんていう甘い気持ちだと無理です。
自らが市場を開拓し、結果を出して初めてスタートラインに立てるといっても過言ではありません。
自らに自信のある人は、大手外資メーカーが一番いいでしょうね。
給料もいいですが、経費もガンガン使えるので、自らがやりたい事がすぐ実行出来るでしょう。

個人的意見ですが、よく医薬品業界で働く事を考えている人で
会社の将来性を考えている人が多いのですが、
そのような人間がMRとして働けるのか、私は甚だ疑問です。

会社が潰れたら他の企業に転職すればいいのですし、
その自信がない人はMRとして一人前に働けるのか疑問です。
まー個人的な意見であるので、スルーしてもらって結構ですが（笑）

あなたはどう思いますか？

という訳で、