MRの資格を取得するには?転職に有利に働く?

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MRの資格を取得するにはどうすれば良い?

MRとして働くに当たり、法律上は登録や資格などは必要ありません。

学歴や国家資格など必要な条件は特になく、製薬会社へと採用されれば誰でも業務を行うことができます。

しかし、看護師や薬剤師の国家試験はなくても、製薬企業やCSOの多くはMR認定証取得を義務付けているのです。

製薬会社で医薬品のセールスを行うのは正しい知識が必要ですし、その証明となるのがMR認定証の資格と言っても過言ではありません。

MR認定試験は資質の向上のために1997年から公益財団法人MR認定センターから実施されており、試験へと合格して認定証を取得する形となります。

以下では、この資格についての詳細をまとめているので一度チェックしておきましょう。

誰でも受験できるわけではない

MR認定試験は誰でも受験できるわけではなく、受験資格が設定されています。

  • 製薬企業かCSOに在籍して基礎的な研修の導入教育を受ける
  • MR認定センターの教育研修施設で300時間に渡る教育を積む
  • 受験申請は個人で行うのではなく所属する企業経由で行われる

このような特徴があり、2008年までは製薬企業かCSOに入社して導入教育を受けた後に修了認定されなければ受験資格はありませんでした。

しかし、2009年からはMR認定センターでの300時間に渡る基礎教育でも受験資格を得ることができ、2012年時点で全MR数に占める有資格者は97.1%に達しています。

MR認定試験の内容は?

MR認定試験の内容は大きく分けて以下の3種類です。

  • 医薬概論
  • 医薬品の情報
  • 疫病と治療

医薬品全般に関する知識を問われる試験で、医療用医薬品の情報を医師や薬剤師へと提供する業務がMRなので大事なのはお分かり頂けるでしょう。

大手の製薬企業やCSOでの合格率は90%と高く、きちんと対策すれば一発で合格するのは難しくありません。

新卒にしても未経験からの転職にしても、入社した後に試験の内容を勉強して合格を勝ち取るのが一般的なので独学は不要です。

MR認定試験に落ちるとどうなる?

90%以上の人が合格していると聞くと安心するかもしれませんが、MR認定試験に落ちた時の処遇について気になる人はたくさんいます。

不合格でもMR業務を行うことはできるものの、「社内で肩身の狭い思いをする」「昇格や昇給に影響が出る」といった弊害があるので注意しなければなりません。

CSOでは特にMR認定試験への合格が昇格要件の一つと設定されており、医薬品を取り扱うMRが業務に関する最低限の知識を習得しているかどうか問われる資格なので当然です。

対策をしていれば問題はありませんし、CSOでは勉強のサポートにも力を入れているので働きながらでも取得できます。

MR認定試験は転職に有利に働くの?

現役MRの多くがMR認定試験に合格しており、応募条件の必須項目となっている求人も多いので転職に有利に働きます。

MR認定試験の資格を持っているMR経験者であれば中途採用での選択肢は広く、更なる年収のアップやキャリアアップを目的として転職を考える方は増えました。

  • 今と同等の製薬会社に勤めたい
  • 今以上の製薬会社を目指したい

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  • 年齢が高めの方でもMR認定取得があれば求人情報が豊富

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MR認定証は一度取得すればOKというわけではない

MR認定証は一度取得すればOKというわけではなく、有効期限の5年間が経過すれば更新しなければなりません。

更新の年がやってきて同じように試験を受けなければならないわけではありませんが、製薬企業やCSOで実施されている継続教育が必須です。

  • 10時間以上のMRの倫理
  • 10時間以上の医薬品情報
  • 10時間以上の疫病と治療
  • 10時間以上の医薬概論
  • 技能や製品知識に関する実務教育

これらのカリキュラムの継続教育を受ける形となり、実務教育の時間に関しては製薬企業やCSO独自で定められています。

継続教育を受けるだけなので難しくありませんし、手続きに関しては勤務している企業が個人の代わりに行ってくれるので心配は要りません。

まとめ

MRになるために必要な資格や経歴は特になく、入社してからMR認定証を取得すれば良いので未経験からでも始められます。

「どれだけの営業経験を積んできたのか?」「コミュニケーションスキルは養われているか?」といった点が重視される傾向があり、他業種からの転職を考えている方もチャレンジしてみてください。

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