2015年度の製薬メーカー（国内）売上ランキングをチェック！

このページでは、2015年度の国内製薬メーカーの売上ランキングをまとめてみました。

「売上高の数値が多ければ多いほど転職先として適しているの？」と疑問を抱えている方は少なくありません。

• 応募する企業の年収だけではなく安定性も視野に入れたい
• 将来性が期待できる製薬会社へと転職したい

上記のように考えるのは普通ですが、今期または来期以降も同様の数値を残せるとは限らないので注意が必要です。

売上高だけで企業の良し悪しや安定性を判断することはできないものの、一つの目安になるのは間違いないでしょう。

• 企業のホームページや業界誌で情報収集を行う
• ここ数年間でどの程度伸びているのか把握する
• 同業界の知人に話を聞いて信頼できる別の指標を調べる

こういった点を意識していれば自分の希望に合う転職が可能で、売上ランキングを参考程度に押さえておいてください。

国内製薬メーカーの売上ランキング表

参考：http://answers.ten-navi.com/pharmanews/6910/

総評

年収のランキングと比例しているわけではありませんが、売上高でトップの製薬メーカーは一度は名前を聞いたことがあるはずです。

1位～9位のメーカーに関しては前期の順位から変動しておらず、売上上位をキープしている特徴があります。

• 塩野義製薬が11位から10位に上がる
• 大正製薬ホールディングスが10位から11位に下がる

上位のメーカーはこういった違いしかなく、大手の企業が独占している状態なのはお分かり頂けるはずです。

伸び率が上がっているところと下がっているところがあり、国内のメーカー別でどんな変化があったのか見ていきましょう。

武田薬品工業：海外で販売している潰瘍性大腸炎治療薬のエンティビオの売上高が大きい
大塚ホールディングス：主力となる抗精神病薬のエビリファイの特許が切れて伸び率が8.1％下がった
アステラス製薬：男性が引き起こしやすい前立腺ガンの治療薬のイクスタンジが伸びた

しかし、営業利益率で見てみると1位の武田薬品工業は7.2％、2位の大塚ホールディングスは10.5％とそこまで大きな数値ではありません。

会社の売上高に対する営業利益の割合は本業における収益性を判断する基準となり、29.5％の塩野義製薬、41.1％の参天製薬の方が大きいのです。

大塚ホールディングスに関しては売上高も営業利益も伸び率が下がってしまったものの、国内を代表する製薬メーカーなのは間違いないでしょう。

たまたま最主力商品の特許が切れてしまっただけという可能性もありますし、トップ10に入るメーカーはどこも安定しているので転職先の目安にしてみてください。

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