製薬会社に勤めるMRの年収は？
製薬会社へと勤めるMRの年収はどのくらい？
一般的なサラリーマンと比較して、MRは給料が高いことで知られています。
高収入が魅力的で他業種からMRへと転職する方も増えており、営業手当や外勤手当がつくのが理由の一つです。
MR専門の転職支援サービスのMR BiZでは製薬会社に勤めるMRの平均年収が掲示されており、どのようなランキングなのか見ていきましょう。
1位：循環代謝領域に強みを持つ第一三共（1112.0万円）
2位：治療が困難とされる疾患に焦点を当てたシンバイオ製薬（1095.7万円）
3位：医療用医薬品の売り上げで国内第2位の実力を持つアステラス製薬（1056.0万円）
4位：中枢神経系領域に力を入れていて一般用医薬品でもお馴染みのエーザイ（1040.0万円）
5位：国内外の企業とのアライアンスに取り組むキョーリン製薬ホールディングス（976.5万円）
6位：オンコロジー領域で国内トップシェアを誇る中外製薬（937.3万円）
7位：一般用医薬品や健康食品の製造を行う大正製薬ホールディングス（923.1万円）
8位：遺伝子医薬の開発を中心に行うアンジェスMG（909.9万円）
9位：糖質科学のパイオニアとして医療用医薬品を製造する生化学工業（897.0万円）
10位：化合物オリエントと呼ばれる方法で独創的な新薬の創製を目指す小野薬品工業（872.0万円）
誰もが一度は聞いたことのあるような大手の製薬会社では、年収が1,000万円を超えるケースも少なくありません。
低いところでも年収500万円ほどになるので全体的に高給なのは間違いなく、MRが人気を得ている理由はお分かり頂けるはずです。
「売り上げの実績に応じてインセンティブがつく」「毎月の給料と一緒に報奨金が支給される」といった製薬会社もあります。
MRの年齢別の平均年収はどのくらい？
以下ではMRの年齢別の平均年収がどのくらいなのか見ていきましょう。
20～24歳：389.9万円
25～29歳：485.6万円
30～34歳：533.5万円
35～39歳：608.8万円
40～44歳：684.0万円
45～49歳：766.1万円
50～54歳：820.8万円
55～59歳：814.0万円
60～65歳：554.0万円
国税庁が行う民間給与実態統計調査では、平成25年の30代前半の平均年収は384万円、30代後半では425万円とデータが出ています。
上記の平均年収は製薬会社から依頼を受けて自社で雇用しているMRを派遣させてプロジェクトへと参加させるCSOも含まれていますが、他の業種と比べて高いのは事実です。
派遣社員やパートの社員は時給制で働かなければならないものの、給料の高さはMRの魅力的なポイントだと言えます。
しかし、「今の給料に満足していない」「専門性の高い領域でキャリアアップしたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
そんな人が転職を成功させるに当たり、当サイトでご紹介している転職支援サービスのMR BiZがおすすめです。
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MR職にデメリットはある？
平均年収が高いという最大の魅力がMRにはあります。
収入面だけではなく製薬業界は景気に左右されにくい安定した業界ですし、社会貢献度が高いからこそやりがいを感じながら日々の業務へと没頭できるのです。
しかし、MR職にも幾つかのデメリットがあり、この点に関しては他の業種と同じかもしれません。
MRへと転職を考えている方は、どのようなデメリットがあるのか確認しておきましょう。
- 接待が大変で休日を返上しなければならないこともある
- 営業職なので結果を求められやすく、目標に届かないと辛い思いをする
- 日々進化する医療技術に対応しなければならないので積極的な勉強が必要
- 勤務時間や食事など不規則な生活を送って身体を壊しやすい
- 1日のスケジュールを自分で決める必要があり、自己管理能力が問われる
- 世間と比べて特殊な環境で過ごしてきたプライドが高くて気難しい医師と仕事をしていかなければならない
接待に関しては2012年にMRによるドクター接待が禁止されてからは少なくなりました。
「接待費の一部を自腹で支払わなければならない」といったケースは少ないものの、日々勉強が必要だったり身体を壊しやすかったりと幾つかのデメリットがあります。
勤務中は病院やクリニックを訪問して直行直帰のことも多く、自己管理能力が低い人には向いていません。
その代わりに給料が高くてやりがいがあるので、MRへの転職を目指してみてください。
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