日本製薬企業による主な海外企業買収

近年の日本製薬会社は、内向きな戦略から一転し、海外に目を向けた戦略を行っています。その戦略も自社開発、自社販売が主であったが、リスクも高い事から、医薬品開発費に投資し、効率よく企業買収や共同開発などを行い、海外進出をしています。

ブロックバスターの特許切れの影響によって、日本の製薬会社が海外展開を行うことは、閉塞感のあった製薬業界に良い刺激になったのかもしれません。海外企業買収により、日本国内の活動も活発となってきています。大手企業での海外売上げ高は、半分程度になってきており、欧米医薬品企業に近い売上げ高の構成となりつつあります。

日本の製薬企業もいよいよ世界をまたにかける企業へと成長しつつあります。それはもちろんMRも海外の市場に対応できる人材へと成長しなければいけないという事でもあります。どのような企業がどの国の企業を買収し、どのような企業を買収したのかというのは、これからのその企業の方向性を見る良い材料となるでしょう。

 

日本製薬企業による主な海外企業買収(2007年~2013年)

時期
買収企業
被買収企業
国籍
2007年3月
パラダイム・セラピューティック
イギリス
2007年3月
モルフォテック
アメリカ
2007年11月
アジェンシス
アメリカ
2007年12月
MGIファーマ
アメリカ
2008年4月
ミレニアム
アメリカ
2008年5月
U3ファーマ
ドイツ
2008年6月
ランバクシー
インド
2008年8月
興和
ProEthic
アメリカ
2008年9月
サイエル
アメリカ
2009年5月
帝國製薬
Travanti
アメリカ
2009年5月
IDMファーマ
アメリカ
2009年7月
ノーベン
アメリカ
2009年9月
大正HD
BMSI
インドネシア
2009年10月
せプラコール
アメリカ
2009年11月
アドレネックス
アメリカ
2009年12月
AkaRx
アメリカ
2010年1月
PharmaForce
アメリカ
2010年6月
OSIファーマ
アメリカ
2010年12月
ROXROPHARMA
アメリカ
2011年2月
プロストラカン
イギリス
2011年3月
プレキシコン
アメリカ
2011年4月
大正HD
ホウ製薬
マレーシア
2011年5月
ナイコメッド
スイス
2011年8月
C&Oファーマシューティカル
中国
2011年9月
ノバガリファーマ
フランス
2011年12月
Intellikine
アメリカ
2012年2月
CutaneaLifeSciences
アメリカ
2012年2月
ボストンバイオメディカル
アメリカ
2012年4月
上海欣生源
中国
2012年4月
URLファーマ
アメリカ
2012年5月
マルチラブ
ブラジル
2012年7月
大正HD
CICSA
メキシコ
2012年8月
Elevation
アメリカ

 

 

 

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