職務経歴書の書き方と記入すべきこと

職務経歴書の書き方は決められたフォーマットがあるわけではありません。一般的な書式の在り方を掲載しますが、より見やすく、目立つようなテクニックがあれば、そういうのもあってもいいかもしれませんね。職務経歴書はとにかく、見てもらえる人にわかり易く伝え、そしてインパクトを与えるためのひとつですから！

書き方には大きく分けて2種類あります。編年体式とキャリア式

編年体式は年月を見出しにつかい、入社から現在までの活動内容や業務内容を記述していく形式です。

例）編年体式
201●年4月　●●●製薬へ入社
201●年9月　東京営業部へ配置
201●年12月　MR資格合格
201●年5月　都内営業部にて成績2位を獲得

キャリア式は、業務分野ごとに分けてまとめていく方法です。

例）キャリア式
201●年4月～201●年3月
大阪営業部へ配置
クリニックと調剤薬局、●●●軒を担当
ARBの●●●●錠では、地域シェアをNo.1を獲得
201●年4月～201●年3月
九州エリア福岡県へ支店長として異動
チーム内の統率に加え部下フォローを積極的にサポート

うまく２つを組み合わせて、見易さを追求しつつ、目立つポイントを加えられるいいでしょう。

ワンポイント

MRなので、まずどの領域に特化してきた人間なのか示すべきでしょう。取り扱ってきた薬剤や専門的にMR活動していた領域の種類（循環器、呼吸器、整形外科、耳鼻科、眼科、抗がん剤、ワクチンなど）得意分野を書き加えることは重要です。また営業マンという見方でいえば、数字は大きなアピールポイントです。売上を前年比●●●％アップできた、エリアで賞を受賞した、県内でシェアをアップさせた、チームや個人での活動や成果など。数字を交えることで一気に伝わりやすいので記述することをおすすめします。

まとめ

入社から退社（※退社予定）までで、以下にアピールできる箇所をクローズアップしまとめることができるかが勝負になります。A4用紙1～2枚程度まとめるので意外と難しいことが多いです。また書き終わってもやっぱり自己満足だけはなく、他人に確認してもらうことをオススメしています。どうしてもアピール部分が多くなり、企業への貢献や顧客対応といったあなたならではのポイントというものを表現していく方がライバルと違った職務経歴書ができると思います。また余談ですが、転職サイトに登録すると無料で担当者から職務経歴書の良い書き方や職務経歴書チェックをなどしてくれたり教えてくれたりします。少し書き方や内容に不安を感じている方などは利用してみるのもいいでしょう。