コントラクトMRを目指すことが無難
今後、国内系の新薬製薬メーカーはどれくらい残るのでしょうか?
国内製薬メーカーの売上の上位を占める、武田薬品、第一三共、アステラス製薬、大塚製薬、田辺三菱、エーザイなどこういったメーカーでも今後も10年は安心していられる人は少ないでしょう。やっぱり、それよりも外資系メーカーのが企業としては安定感を感じるのは私だけではないと思います。
それだけ製薬業界がグローバル化が加速していることが大きな要因です。
海外販路が進んでいない製薬企業ほど、未開拓の世界が残っているといえますが、逆をいえばそれだけ世界戦略が遅れていることになります。遅くなれば世界で商いをする、ファイザーやノバルティスといった企業は買収を繰り返しメガファーマとしての貫禄を見せ付ける戦力を整えていきます。国内製薬企業はここ数年で上手く舵を切らないと、今でいうシャープのような事態になってもおかしくないでしょう。
だから、今現場で活躍するMRさんは選択肢を持ち、自ら選ぶことができる間に、選択していくことが大切になります。
コントラクトMRを推す理由
MRジョブインフォメーションでも、以前からコントラクトMRに関してはかなり推奨しております。今後、製薬企業側が雇用する際の方法としてコントラクトは絶対的に増やしてくるでしょう。だったらその増えた枠を狙い、ステップアップとして捉えていく考えが必要ではないかと思っています。
ちなみに、コントラクトMRの数はご存知ですか?2014年で4000人以上(MR全体の6%)ものMRさんがコントラクトMRとして契約しております。これからももっともっと増えていくでしょう。想像してみてください。。。もし半数以上がコントラクトMRになる時代が来るとするなら、20代、30代、40代のMRがすべきことはなんなのでしょうか?
今の製薬企業が待遇や年収が良いか、悪いか、も考えなくてはいけないでしょう。
将来性がある企業かどうかも考えていかなくてはいけないでしょう。
さてあなたは企業から本当に必要とされている存在でいられますか?その準備はきちんとしていますか?
コントラクトMR企業はどれくらいあるのか?CSO企業一覧
- EPファーマライン
- IML
- アプシェ
- アポプラスステーション
- インヴェンティヴ・ヘルス・ジャパン
- エムスリーマーケティング
- オー・エス・エス
- オースクエア
- クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン
- グランツ
- シミック・アッシュフィールド
- ファーマ・インテリジェンス
- メディカルニューポート
- 東邦薬品
- 日本人材開発医科学研究所
今日現在、日本にあるコントラクトMRを派遣している企業は「15社」あります。CSOをメインにしている企業もありますし、製薬メーカーが発展しMRの派遣業も行っている企業もあります。はたまた医療系ビジネスの延長でエムスリーもCSOへ参入しておりますし、東邦薬品でいえば医薬品卸が専業ですしプラス薬局運営、そしてこのコントラクトも行うといったこともあります。各コントラクトMR企業として特徴や派遣先には違いはありますが、CSO企業の関係性によってどの企業への派遣が多いや強いということはあるので上手にCSO企業も選択することがいいでしょう。
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